必ずしも適切とは言えない廃人への道標

必ず必要なもの

やる気、トラブルを楽しむ心の余裕、チャレンジ精神、探求心、

ミスを認める素直な心、機械を愛する心、+ドライバー、お金

有った方が良いもの

こだわり、自分の世界、廃人な知人友人、忍耐、家族の理解、

ケースのエンブレム


明日の為にその23(乗り換え時期)

飽きた時(爆)。

自作機は、何故か増殖します。余っているパーツの方が高性能な場合さえ

あります。(捨て牌で上がれてるじゃ〜ん)

マシンが増殖するなら、仲間も増殖させましょう。

「今なら私の余りパーツで安く出来ますよ・・・」とか、

「このパーツもう交換やなぁ。どや、わしの引き取らへんか?」などなど、

押し付け先・・・・・、もとい、御得意様を何人用意出来るかで、リサイクル効率が

グンと変わります。趣味でするなら、リサイクル能力は非常に重要になります。

頑張って販拡に励みましょう(^^;。

明日の為にその22(高い時は買わない)

色々弄っていると(沢山買い物をするので)お金がかかります。

新製品が高いのは当然で、自慢するつもり(人柱)なら積極的に購入すると

いいんですが、メモリなどの”何時買っても性能が変わらない商品”は

高い時には買ってはいけません。他に面白いもの(楽しめそうなもの)が

あるはずですから、予算を別に回すのが正しい廃人の進む道です。

値上がりした商品の差額を得した気持ちになって(勘違い)、あんまり

買う気の無かった別のものを買ってしまう・・・そんな壊れ方が

ちょっとだけ素敵(?)です。

明日の為にその21(マザーのBIOS)

安定して動いている間は、それほど気に掛ける必要はないのですが、

新しいCPUが出た時などは(喜んでCPUだけ買ってくると)、認識しない

事もあります。予めボードメーカーのホームページなどをチェックして

自分のボードが何処まで対応しているかを確認、必要ならばシステムが

動いているうちに書き換えを済ます必要があります。旧CPUを売って

新しいCPUに交換したら、認識しなくて元の石も無くてどうしようもない

なんて事は避けなければなりません。初めての購入などでは特に

動く組み合わせかどうかは重要です。未対応マザーで、起動する事すら

出来なければ、どこかからCPUだけ借りないといけないですからね。

明日の為にその20(新製品)

一番頻繁に変わる物は、ビデオカードの新製品でしょう。

予定だけなら目白押しですが、予定が無視される事も多いです。

激しい時には、ビデオカードコレクターでも根を上げるのではないでしょうか。

自分は、この”メーカーが好き”と言い張って買っても、

今一つパフォーマンスが伸びないと周りから負け惜しみだと言われて

苛められる事は珍しく無いのですが、そんな時は”こっそり差し替える”

のが精神的には良い感じです。(因みに私は、”3Dlab”好きだったりします)

ついマイナーなメーカーで実験したくなったりするんですが、”ハズレ”

だった時に笑い飛ばす元気が無い時には、やめときましょうね。

明日の為にその19(変な物)

変なパーツを見つけたら、興味を示しましょう。

何に使うか解らないような物なら、折角なので自分で試す事も

考えましょう。大体は大して役に立たない、使えない、事が多いとは

思いますが、そのパーツのお陰でシステムが可笑しくなった時には

とっても楽しいです。>ナチュラル廃

復旧の苦労を自慢するのが目的になるのも良いもの(?)です。

明日の為にその18(再インストール)

Windows系で言うならば、バージョンが上がるまでOSのインストールを

しないで済む人は、かなり運が良いか、真面目なのかも知れません。

HDDの中身が”ぐちゃぐちゃ”になって、OSが不安定になる事は、別に

珍しい事ではありませんし、定期的にクリーンにしないと落ち着かない・・・

と、いう人もいます。3回以上再インストールを体験すると気持ちは

かなり楽になりますので、どうせなら早めに済ましておいた方が得策かも

知れませんね。”どうせおかしくなればフォーマットすれば良いのさ”と、

気軽に考えるようになれば、何にでも挑戦し易くなります。

明日の為にその17(クロックアップ)

CPUを定格以上で動作させる。別に無理にする事では無いのですが

・最近遅く感じるので、投資ゼロで少しでも早くしたい

・通常では存在しないスピードやクロックの世界を覗きたい

・なんか知らんが面白そう

等など、動機は色々あると思います。この様な邪な考えは実に

正しいですので、是非めくるめく世界を堪能して頂きたい所ですが、

必ずリスクが伴います。最悪の場合、CPUのみならずMBや

HDDまでも毒牙にかかる事がありますので、充分に覚悟完了が

出来るまでは、派手な事は避けるが吉です。時間が経てば感覚が

麻痺して(自分のリミッターが壊れる)きますので、その時に改めて

液冷やペーパーで磨くような世界へと旅立ちましょう。

明日の為にその16(モニター)

これを忘れていました。設置から考えれば17インチが限界です。

ならば限界の17インチにしましょう。その筋では、NANAOが

1番(いつかはナナオ)ですが高いです。寿命は5年程度だと覚悟すれば

飯山かTOTOKUが守備範囲と言えるかもしれません。フラット管ならば

MADE IN 怪しい製でも15インチにするよりずっと快適です。

モニターも消耗品だと言う事を忘れてはいけません。

明日の為にその15(しばらく後)

買ったすぐは嬉しいです。特に何かをしなくても時間が経つのが

速いと思います。でも、落ち着くと負け(なにが?)ですので、常に新しい

ソフトや怪しいソフトを入れて、不安定なシステムになるかも知れない

恐怖を味わうのも一つの手ですが、ベンチマーク野郎になって自分を

焚き付けるのもちょっと楽しいです。ただ、インターネット環境だけは

いつでも復旧出来る様に、しっかり修行を積んでおきましょう。

明日の為にその14(エンブレム)

はっきり言って、無くても困りませんし、何かの能力がある訳でも

ありません。が、どんなに拘っても、ケースをクリアにでもしないと

中は見えません。でも、ケースのエンブレムならば自作キット等も

発売されているので、ここで他人様と差を付けるのは結構

嬉しかったりします。何でも嬉しい事を見つけるのが肝心ですね。

明日の為にその13(追加機器)

FDDは無くても、MOは標準搭載を目指しましょう。

データの受渡し利用では日本では基本となります。最近は

ギガMOもありますが、230Mのメディアが1番重宝します。

ギガMOを購入する余裕があるならDVDの方が無難です。

個人的には、

MO>CD−R>DVD>その他 の順です。

明日の為にその12(名前)

マシンには名前が必要です。

別に、”ゆなりん”とか”あみちゃん”とか濃い名前を付けなくとも

いつかネットワークする時には必ず必要になります。ならば

初めから命名して親しんでおきましょう。そのうち2台目が

出来ればやはり家庭内乱・・・じゃなくて家庭内LANに挑戦する

可能性大です。ただし、人前で語り掛けるのだけはやめましょう。

社会生活に危機が訪れます。

明日の為にその11(パーツ選び、サウンド)

サウンドの無いマシンは、石の狸同然と言えるでしょう。

とにかく趣味である以上、音が出なくては始まりません。

派手な爆発音、エンジンの音、おねーさんの声、どれ一つ掛けても

物足りません。起動やメニュー音も可愛い声に変えてあげましょう。

標準音などは、天が許しても私は我慢できません。

明日の為にその10(パーツ選び、ビデオカード)

これも、選ぶのが楽しいパーツです。

早ければ、3ヶ月で新チップが投入される事すらあります。

Linux等のOSを使う場合には、ドライバーが用意されているか

チェックしないと悲しい事になるので注意ですね。

速度命なパーツですが、用途がビジネスなら遅いカードを探す方が

難しいと思われるほど、2D速度には問題がありません。が、

例え3Dゲームはしなくても、最近の3Dベンチは奇麗なので、見て、

計って、喜ぶのが不毛な楽しみと言えます。

明日の為にその9(パーツ選び、ケース)

デスクトップ、ミニ、ミドル、フル、サーバー。

大きい方が偉いです。偉い方が嬉しいです。嬉しければ

愛着も湧く事でしょう。

設置場所は後から考える位でちょうど良いです。

明日の為にその8(パーツ選び、CD−ROM)

必須、何でも良いので搭載しましょう。

速い”らしい”ドライブはうるさいです。拘るつもりがあるならば

KENWOODの多ピックアップタイプ等が嬉しいです。

DVDも一考の価値有りです。

明日の為にその7(パーツ選び、FDD)

いざとなれば、無くてもOK。でも、なんか付けとく。

明日の為にその6(パーツ選び、ハードディスク)

ATAかSCSIか、まずそこから。

SCSIは色々あります、あっちくなる高回転ドライブが浪漫ですが、

自分の中の世界と相談しましょう。普通ならUATA系で充分です。

今や我慢できないほど遅いユニットは売っていません。まずは

速度より容量優先としましょうから”遅くてもでかい”の積んでれば

自慢できます。が、メーカーぐらいは拘りを見せましょう。

明日の為にその5(パーツ選び、メモリ)

肝心なのは、容量です。種類はDIMM、PC100のCL2でOK。

133や154で動作するかどうか等は誰にも解らないので、ぱぱっと

買っちゃいましょう。

明日の為にその4(パーツ選び、CPU)

マザーが決まっていれば、CPUの形も決まっている筈です。初めに、

マザーとCPUどちらから決めるのか難しいところもありますが、ここは

敢えて気に入ったマザーを選び、次にそれに載るCPUへと順番を決めます。

一喜一憂を楽しみたいならば、新しい種類に挑戦すべきですが、

気に入ったものなら何でもOKでしょう。マイナー系は興味をそそりますが

パフォーマンス的には「いまいち」な場合が多いので、駄目な時に

悔しい思いをするのが嫌な人には向かないでしょう。

明日の為にその3(パーツ選び、マザー編)

初心者であれ、廃人であれ楽しいのがパーツ選びです。他人とは違う構成に

したいばかりに、良く解らないパーツに手を出すようになれば免許皆伝、廃人は

すぐそこです。が、始めは無難に責めましょう。

まずはマザーボードから選んでみましょう。OSのセットアップで出来るだけ

格闘を楽しみたい方は非インテルチップセットをお勧めします。各種パッチを当て

見事セットアップが終了した時の喜びが、次のチャレンジへのエネルギーと

なります。スロットかソケットかで、今後のCPU展開も大きく変わります。

無難にこなすならば、インテル系チップのマイクロATXかATXのスロットマザーが

一番です。互換CPUに興味がある場合は、AMD製となるでしょう。

暫く買い換えないのがマザーですので、始めは安定したチップセットと

出来るだけ評判の良い定番にするのが安心です。マシンの骨格とも言える

パーツですので、冒険は2台目以降にしましょう。

明日の為にその2(予算)

目的が決まれば予算です。独身の場合は生活費を削ってでも、マシンに

注ぎ込むのが浪漫と言えます(ほんとか?)。

妻帯者の場合は、予算確保の為の大義名分やテクニックが必要な時も

あるでしょう(日頃の鍛練が大切)、困難は乗り越える為にあります。

大体、15万以上、以下、10万以下の3コースが基本ではないかと思います。

10万以下の場合は、人脈、知力の見せ所です。オーバースペックは考えず

不人気ながらそこそこの製品をチョイスしつつ、人脈を最大限に活用して、

パーツを集めましょう。パソコン所有者(初心者)のところへ出かけて、高性能

パーツ講義で洗脳、買い替え促進、余ったパーツ取り上げは、鬼畜のする事

ですので、最後の手段として下さい。

15万以下の場合には、メインに何をするかを考えて1点豪華主義が無難ですが

15万以上なら全点豪華主義を目指しましょう。

明日の為にその1(目的を決める)

なぜ自作を考えたかを良く思い出しましょう。

XXより高性能なマシンを組みたいとか、趣味としてパーツいじりが

面白そうだと思ったとか、何とか使えるものを安く用意したかったとか。

子供の頃に、ラジオや時計を興味本位でばらして、2度と元に戻らなく

した経験が有れば、廃人への適性は充分にあるでしょう。パソコンを

仕事の道具として割り切る場合は自らの手を下さず、メーカー完成品や

ショップのお勧め完成品を購入して、一太郎やOFFICE以外使わない事が

トラブルに合わずに幸せに過ごすコツでしょうか。

高性能、趣味、安く・・・、どの様な場合でも、パーツに関する知識が

必要となってきます。趣味の場合は、多少思い込みや間違いが有っても

ノープロブレムです。始めは人に相談しつつ、こつこつと自分の世界を

突き進めばいずれは正しい答えに辿り着くと思われます。

安く上げる最良の手段は、やはり廃人を友人にする事でしょう。どんどん

買い集めてテストした商品がいくらでも余る宿命がありますので、その中で

飽きたものを安く譲って貰いましょう。

高性能チャレンジは資本金が何より物を言います。凄いと噂の製品が

登場すれば迷わず確保して、高性能ぶりを自慢しましょう。